職場のベビーブーマーに朗報か、良いアイデアには若さより経験

熱意あるミレニ アル(1980年代から2000年代初頭生まれの世代)に職を奪われそうだと 心配しているベビーブーマーにはちょっとほっとできる研究結果がここ にある。仕事についてのアイデアの質では、若さより経験がものを言う との論文だ。

この論文は、シカゴ大学のマイケル・ギブス氏とエラスムス大学の スザンヌ・ネッカーマン氏、マンハイム大学のクリストフ・シームロス 氏が2014年5月に発表した。あるアジアの情報技術(IT)企業の社員 が提出した5000のアイデアを調査する機会を得た結果、経験の浅い社員 は事業に新しい視点を持ち込むケースがあるものの、最高のアイデアを 出すのは古手のベテランということが分かった。

出すアイデアの数は若手の方が若干多いものの、ベテラン社員たち の方が良いアイデアを出した。アイデアの良し悪しは、それが実践され たかどうかを基準とした。これは、経営陣がそれを採用に値するアイデ アだと判断したことを意味するからだ。また、上司らがそのアイデアに ついて顧客に話したかどうかも参考にした。良くないアイデアを社外の 人間に話すとは考えにくいからだ。

研究者らはまた、携帯電話などの「景品」がアイデアを出すことを 社員らに促すことも発見した。さらに、景品によって出されるアイデア 数は増すが質が低下するとの予想に反し、質は総じて高くなった。アイ デアを出すことに参加する社員は増えたものの、1人当たりが出すアイ デアの数はむしろ減ったという。

原題:How to Get More Respect From Your Boss With Less Work(抜 粋)

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