ECB、資産担保証券購入の第1週は慎重-次の措置を検討中

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欧州中央銀行(ECB)が資産担保 証券(ABS)購入を開始した第1週は、慎重な滑り出しとなった。

ECBは11月28日までに3億6800万ユーロ(約540億円)相当を決 済。同じ週のカバード債購入決済は51億ユーロ相当と、ABSに比べ大 きかった。ECBが1日、ウェブサイト上でデータを発表した。

ECBは今月4日の会合で、デフレ阻止に向けて現行の流動性供給 で当面十分かどうかを協議する。現行措置の効果を時間をかけて見極め る必要性を指摘する声はあるものの、政策委員会は必要な場合に備え大 規模な国債購入などを含む追加措置の準備をスタッフに指示している。

ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)のアナリス ト、アーロン・ベーカー氏(ロンドン在勤)はABS購入第1週の規模 について、「カバード債の購入に比べると限られていて、バズーカでな かったことは確かだ」と述べた。

ECBはバランスシートを2012年序盤の水準にまで膨らませること を示唆しており、これは最大1兆ユーロの膨張を意味する。10月20日に 開始したカバード際購入では第1週に17億ユーロを購入し、11月28日ま での決済額は178億ユーロ。

原題:ECB’s First ABS Purchases Show Caution as Further Steps Debated(抜粋)

--取材協力:Stefan Riecher.

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