欧州中央銀行(ECB)のラウテン シュレーガー理事は現在のユーロ圏にとって量的緩和(QE)は適切な 政策選択ではないとの見解を示した。インフレ鈍化への対応策をめぐり 当局者の意見の隔たりが深まっている。

ラウテンシュレーガー理事は29日にベルリンで、「広範な国債購入 プログラムのコストと利点、機会とリスクを踏まえると、良い結果は生 じない」とし、「財政政策の対応力で共通の部分はほとんどない。そう である限り、ECBの国債購入はインセンティブ面の深刻な問題と必然 的に関連付けられることになる」と述べた。

また同理事は「例えばスペインとイタリア国債の長期金利はすでに 米国債と英国債より低い」とし、「従って、こうした証券の金利をさら に『下押し』すべきかどうかは疑問だ」と述べた。

原題:German Opposition at ECB Hardens as Lautenschlaeger Rebuffs QE(抜粋)

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