チャート:債券市場、次に起こすのは利上げ前「かんしゃく」か

かんしゃくを意味する「temper tantrum(テンパータントラム)」をもじった「taper tantrum(テーパ ータントラム)」という言葉が聞かれるようになった。2013年にバーナ ンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長(当時)が、米金融当局は資 産購入を徐々に縮小(テーパー)すると示唆した後の市場の激しい反応 をそう呼ぶ。

利上げの時期をめぐる市場参加者と当局との認識の差が拡大してい る状況を見ると、今度は「引き締め前タントラム」に債券市場が見舞わ れるリスクがあると、RDQエコノミクスのジョン・ライディング氏は 指摘する。

今日のチャートはデリバティブ(金融派生商品)トレーダーによる 来年末時点のフェデラルファンド(FF)金利の予想(白のグラフ) と、四半期に1回公表される連邦公開市場委員会(FOMC)メンバー らの見通し(黄色の点)を示した。

「市場の見方は現在、当局の見解からひどく離れている」とRDQ のチーフエコノミストのライディング氏は11月26日の電話インタビュー で指摘。「雇用のトレンドは強まりつつある。失業率は5.8%で、その 他の労働市場の指標も改善している。FOMC声明と議長会見がチャー ト上の点を反映したものになった時には、市場はひどい衝撃を受けるだ ろう」と述べた。

原題:Pre-Tightening Tantrum Risk as Outlooks Vary: Chart of the Day(抜粋)

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