米国の年末商戦は低調な滑り出しと なった。「感謝祭」週末の消費者の支出は推計で前年比11%減少し、特 売品狙いで店舗を訪れた買い物客の数も予想を下回った。

全米小売業協会(NRF)の委託でプロスパー・インサイツ・アン ド・アナリティクスが4600人余りを対象に実施した調査によると、感謝 祭の週末の消費支出は推計509億ドル(約6兆400億円)と、2013年 の574億ドルを下回った。平均支出は380.95ドルと、前年比6.4%減少し た。

小売業者は積極的な値引きや営業時間の延長で臨んだが、消費者の 反応は鈍く、小売業界が低迷を脱することができるかどうか懸念が広が っている。NRFは11-12月の売上高の伸びについて、11年以来の高水 準である4.1%との見通しを示していた。

NRFは1億4010万人の買い物客が週末に小売店を訪れると予想し ていた。多くの店舗が営業時間を延長したにもかかわらず、実際に訪れ た客は1億3370万人にとどまった。昨年は1億4030万人だった。

小売りチェーン各社は実店舗の客足の鈍さをオンライン販売が補う と期待している。NRFは先月、買い物客がギフト商品購入の44%をイ ンターネットを通じて行う予定だと指摘していた。

IBMのデジタル・アナリティクス・ベンチマークによると、感謝 祭の日のオンライン売上高は14%、翌日の「ブラックフライデー」 は9.5%、それぞれ増加した。調査会社チャンネルアドバイザーによれ ば、オンライン小売り世界最大手である米アマゾン・ドット・コムの感 謝祭の日の売上高は約26%増、ブラックフライデーは24%増だった。

原題:Black Friday Weekend Spending Tumbles 11% as Shoppers Stay Home(抜粋)

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