欧州株:ほぼ変わらず-エネルギー株が下落、航空株は高い

28日の欧州株式相場は前日からほぼ 変わらず。エネルギー銘柄が売られた一方、旅行関連銘柄が上昇した。 月間ベースでは2月以来の大幅高となった。

指標のストックス欧州600指数は前日比0.1%安の347.25で終了。一 時は0.6%下げたものの、取引終了間際の30分で下げ幅をほぼ消した。

石油・ガス銘柄指数は3.5%下げ、週間では2011年8月以降で最も きつい値下がりとなった。北海ブレントとウェスト・テキサス・インタ ーミディエート(WTI)の原油相場も週ベースで11年以来の大幅下落 となっていることが背景。一方、フランス・オランダ系航空会社、エー ルフランス・KLMグループがこの日6.4%上げるなど、旅行・娯楽銘 柄指数は7年余りの最高に達した。燃料コスト低下が収益性の向上につ ながるとの見方が広がった。

メリテン・インベストメント・マネジメント(デュッセルドルフ) で資産運用に携わるトビアス・ブリッチュ氏は、生産目標据え置きとの 「石油輸出国機構(OPEC)の前日の決定は、市場の反応からすると 驚きだった。投資家らは一段と慎重になった」とし、「年末の相場上昇 に打撃を与える可能性がある。現時点であまりにもリスクがあるため、 石油とガス銘柄に私なら手をつけない」と語った。

ストックス600指数は月初来では3.1%上昇。欧州中央銀行 (ECB)のドラギ総裁が資産購入プログラムに国債が含まれる可能性 があると表明したほか、日本や中国の中銀が追加刺激策を相次いで発表 したためだ。

この日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が上昇。ドイ ツのDAX指数は0.1%高で、12営業日続伸となった。仏CAC40指数 は0.2%上げた。

原題:Europe Stocks Little Changed as Energy Drop Offsets Airline Gain(抜粋)

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