アジア・太平洋株式サマリー:中国株が上昇、インド株は最高値

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国本土の株式相場は上昇。週間ベースでは上海総合指数が約4年 ぶりの大幅高となった。原油安で運輸企業の利益見通しが改善したこと に加え、追加金融緩和期待も株価を押し上げた。

中国光大銀行(601818 CH)と中信銀行(601998 CH)がいずれ も10%上昇。両銘柄ともに週間ベースの上昇率が少なくとも20%に達し た。

中国国際航空(601111 CH)は値幅制限いっぱいまで買われた。中 遠航運(600428 CH)は4.3%高。原油価格が4年ぶりの安値まで下げた ことが好感された。中海油田服務(601808 CH)などエネルギー株は下 落。

上海総合指数は前日比2%高の2682.84で引けた。今週は7.9%上 げ、2010年10月以来の大幅な週間上昇率を記録。CSI300指数も前日 比2%高となり、今週の上昇率が8.7%に達した。

香港上場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H 株)指数が前日比1.2%高。前週末比では6.9%高。ハンセン指数は前日 比0.1%安。今週の上昇率は2.4%に縮小した。

第一上海証券のストラテジスト、ライナス・イップ氏(香港在勤) は、「中国人民銀行(中央銀行)はすでに政策金利を引き下げており、 今度は預金準備率の引き下げになると市場は期待している」と指摘した 上で、「金融セクターの雰囲気が良い」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇し、指標のS&Pセンセックス指数が過去最 高値を更新した。今週の原油相場が2011年以来の大幅安となったことや 景気減速を受けて、インド準備銀行(中央銀行)が利下げを来週実施す るとの楽観が高まった。

インド石油は7週間ぶり大幅高で、国有製油会社の上げを主導し た。インドステイト銀行は4年ぶり高値を付けた。ジェット・エアウェ イズはここ5年余りで最大の値上がり。航空燃料の値下がり観測が買い 材料。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比0.9%高の28693.99で終 了。月初来では3%上昇となった。原油下落でインフレ率がラジャン中 銀総裁が目標とする6%を下回る水準に低下した状況で、インド中銀 は12月2日に政策決定会合を開催する。

取引終了後に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)は前期 比5.3%増。ブルームバーグがまとめた調査では5%と見込まれてい た。4-6月期の実績は5.7%増。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比87.92ポイント(1.6%)安 の5313.00。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比1.31ポイント(0.1%)安の1980.78。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比21.84ポイント(0.2%)高の9187.15。

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