資産総額1兆2000億ドル(約142兆 円)に上る多くの株式ファンドの登録先となっているルクセンブルク は、香港と上海の証券取引所接続を通じた取引を初めて承認した。

ルクセンブルク金融監督委員会(CSSF)事務総局のパトリッ ク・ホメル氏は電子メールでの取材に対し、CSSFが27日に1本のフ ァンドに認可を与えたと説明した。ファンドの具体名には触れなかっ た。

同氏によれば、ルクセンブルク籍のファンドでまだ中国市場に投資 していないファンドは、監督当局の承認が得られるまで香港・上海の証 券接続の利用を控える必要がある。香港と上海の両証取は今月、株式注 文の相互取り次ぎを開始。海外投資家が香港証取経由で上海上場の中国 本土株を購入することができるようになった。

シティグループのアジア太平洋執行サービス責任者ケビン・ライド アウト氏は、ルクセンブルクの認可は「この上なく素晴らしいニュース だ」と述べ、「世界の富裕層の一部への証取接続開放に向けた大きな最 初の一歩だ」と指摘した。

ホメル氏は、認可はファンドごとに個別に付与されることになると 説明。CSSFは接続開始後にファンド向けの指針などは公表していな いという。

原題:Luxembourg Fund Gets First Approval for Shanghai-Hong Kong Link(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa.

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