中国は株式市場の時価総額で3年ぶ りに日本を抜き世界2位に浮上した。中国当局による金融刺激策を通じ た景気回復の取り組みに投資家の信頼が高まっている。

ブルームバーグの集計データによると、中国の株式時価総額は今年 に入って33%増加し、27日時点で4兆4800億ドル(約530兆円)。一 方、日本は3.2%減少し4兆4600億ドル。中国は2011年3月の東日本大 震災後の日本株下落時に一時的に米国に次いで世界2位となっていた。

日本株のドル建て時価総額減少は円安が一因ではあるが、中国の上 海総合指数は今年に入りTOPIXの3倍の上昇率を記録している。中 国は先週、12年以来の利下げを実施したが、中国経済が年ベースで1990 年以来の低成長に向かう中で当局は追加の景気支援策を講じるとエコノ ミストは予想している。株価収益率(PER)でみると、上海総合指数 は日本株をまだ下回っている。

キングストン・ファイナンシャル・グループの調査担当エグゼクテ ィブディレクター、ディッキー・ウォン氏は中国株について「まだ極め て強気なスタンスを取っている」と述べ、「バリュエーション(株価評 価)は低い」と指摘した。

原題:China Surpasses Japan as World’s Second-Biggest Equity Market(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa.

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