ユーロ圏の11月のインフレ率は低下 し、5年ぶり低水準に並んだ。欧州中央銀行(ECB)に異例の刺激策 の拡大を迫る圧力が高まった。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が28日発表した11月の ユーロ圏消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.3%上昇。ブルーム バーグがまとめたエコノミスト41人の予想中央値と一致した。10月 は0.4%上昇だった。

同日発表された10月のユーロ圏失業率は11.5%と、9月から変わら ず。これもエコノミストらが予想した通りだった。

インフレ率を「できる限り迅速に」上昇させる決意を表明している ECBのドラギ総裁は前日、政策委は必要ならば責務の範囲内で行動す る意思があり準備もできると語った。ECBは12月4日に定例政策委員 会を開催する。

UBSグループのエコノミスト、マルティン・リューク氏(フラン クフルト在勤)は「低インフレが長期化すればするほど、インフレ期待 が不安定になるとの考えが受け入れやすくなる」とし、「これがECB に行動を迫るだろう」と語った。

原題:Euro Inflation Slows to 0.3% as ECB Set to Discuss Stimulus (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Catherine Bosley.

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