10月鉱工業生産0.2%上昇-2カ月連続プラス、市場予想上回る

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10月の鉱工業生産(速報値)は2カ 月連続で上昇した。経済産業省は「総じてみれば、生産は一進一退にあ る」と判断を据え置いた。

経産省が発表した生産指数は前月比で0.2%上昇。前年同月比では 1%低下。はん用・生産用・業務用機械、電気機械、電子部品・デバイ ス工業などが上昇した。ブルームバーグ・ニュースによる集計データの 予想中央値は0.6%低下。

出荷指数は前月比0.4%上昇した。業種別では、はん用・生産用・ 業務用機械、輸送機械、化学工業などが上昇要因となった。在庫指数 は0.4%低下。業種別では輸送機械、化学工業などが低下した。

製造工業生産予測指数は11月が前月比2.3%上昇。12月は0.4%上 昇。

SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは指標発表後のリ ポートで、「在庫削減圧力で減産が続くと予想していたが、需要堅調で 増産となった。在庫削減も進んでおり、総じて良い内容」と述べた。

宮前氏は「ほぼ計画通りに生産する傾向が強い輸送機械がけん引役 となっており、増産傾向持続の可能性が高そうだ。生産は8月を底に持 ち直しとみてよいだろう」と述べた。

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