ロシア・ルーブルが過去最安値、OPEC決定後の原油安響く

ロシアの通貨ルーブルは27日、対ド ルで過去最安値に下落した。ロシア株も下げた。石油輸出国機構( OPEC)が生産目標を据え置き、原油相場が4年ぶりの安値に下げた ことが響いた。

ルーブルはモスクワ時間午後8時21分現在、2.6%安の1ドル =48.6550ルーブルと過去最安値。ドル建ての株価指標であるRTS指 数 は2.1%安の1006.43。北海ブレントは6.5%下げて1バレル=72.68 ドルと、2010年8月以来の安値を付けた。

北海ブレントは6月に記録した今年の高値から35%下落。世界最大 のエネルギー輸出国であるロシアは、ウクライナ危機をめぐる経済制裁 ですでに景気鈍化に拍車が掛かっていたが、原油安がさらなる打撃とな っている。

アリアンツ・インベストメンツ(モスクワ)で10億ドル相当の運用 を担当するオレッグ・ポポフ氏は「原油相場が一段安となる見通しのた め、当然ながらOPECの決定はロシアと同国の資産にとってマイナス だ。ロシア企業のドル建ての収入も落ち込む」と語った。

原題:Ruble Drops to Record as Oil Slumps After OPEC Output Unchanged(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE