ウクライナ議会は27日、ヤツェニュ ク首相の続投を承認した。国際通貨基金(IMF)との間で支援協議を 継続する障害が取り除かれた形となった。

同国議会(議席数450)での採決で、ヤツェニュク氏(40)は341票 の支持を得た。10月26日の総選挙では欧州寄りの5政党が302席を獲得 していた。その他の閣僚については12月2日に承認の採決が行われる。

ウクライナは東部のドネツク、ルガンスクでの親ロシア派武装勢力 との紛争で中核の工業地帯での生産が混乱し、2009年以来最も深刻なリ セッション(景気後退)に見舞われている。通貨フリブナは45%下落 し、中央銀行の外貨準備は約10年ぶりの低水準に落ち込んだ。政府は経 済安定化のためIMF融資枠170億ドル(約2兆円)のうち年内に28億 ドルの引き出しを目指している。

ヤツェニュク首相は議会の採決前に議員らに対し、「わが国は交戦 状態にある。国民は苦境に陥っている」と述べ、「ロシアからの攻撃を 阻止できるかどうかはわれわれ次第だ」との見解を示した。

IMFは11月25日に2週間の任務を終了。ウクライナ中央銀行のゴ ンタレワ総裁の今週の説明によれば、IMFの担当者が組閣後、融資実 行に関する協議に戻る。

原題:Ukraine Premier Warns of War After Winning Confirmation Vote (2)(抜粋)

--取材協力:Volodymyr Verbyany、Mark Raczkiewycz.

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