アジア・太平洋株式サマリー:上海指数が続伸、インド株も上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国本土の株式相場は上昇。上海総合指数が6営業日続伸となり、 約3年ぶりの高値を付けた。中国当局が景気の下支えに向けてさらに政 策を緩めたことで、売買代金も過去最高に膨らんだ。

中国光大銀行(601818 CH)は7.8%高、交通銀行(601328 CH) は4.3%上げた。中国人寿保険(601628 CH)は5.9%高。同社株は前日 までの5営業日続伸で計28%上昇していた。

エン州煤業(600188 CH)が4.2%高となるなど、エネルギー関連銘 柄の上昇も目立った。プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラ ー)に指定された金融機関のトレーダーによれば、中国人民銀行(中央 銀行)は27日、レポ取引を通じた金融システムからの資金吸収を見送っ た。

上海総合指数は前日比1%高の2630.49と、2011年8月以来の高値 で引けた。売買代金は約3390億元(約6兆4900億円)と、ブルームバー グが05年にデータを集計し始めて以降、最大を記録した。CSI300指 数は1.2%高。

香港市場では、ハンセン指数が0.5%安。中国本土株から成るハン セン中国企業株(H株)指数は0.3%安と、今週の上昇率が5.4%に縮 小。

海通証券の陳瑞明ストラテジスト(上海在勤)は、「追加的な資金 が中国の株式市場に流入しているのは分かっている」と指摘、「これは 数年にわたる弱気相場の後の大底であり、上海総合指数の2600台は終わ りではなく、まだ上値余地がある。強気相場だ」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が続伸。原油相 場が4年ぶり安値まで下落したことが物価抑制につながり、インド準備 銀行(中央銀行)が利下げを来週決定するとの楽観が高まった。

インド最大の発電機メーカー、バーラト重電機は8カ月ぶり高値。 国内で日用品最大手のヒンドゥスタン・ユニリーバと、国内2位のソフ トウエアメーカー、インフォシスはいずれも上場来高値を付けた。イン ド石油が国有製油会社の上げを主導した。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比0.2%高の28438.91で終 了。原油安を手掛かりにインフレ率はラジャン中銀総裁が目標とする 6%を下回る水準に低下した。インド中銀は12月2日の政策決定会合で 利下げを決定すると、クレディ・アグリコルCIBとキャピタル・エコ ノミクスは予想している。10月のインフレ率は5.52%だった。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比4.71ポイント(0.1%)高 の5400.92。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比1.25ポイント(0.1%)高の1982.09。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比42.92ポイント(0.5%)高の9165.31。

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