ラスベガスのカジノから中国富裕層の足遠のく-バカラ収入減少

米ラスベガスのストリップ地区の10 月のバカラ収入は36%減の9700万ドル(約114億円)となった。マカオ でも中国政府のぜいたく禁止キャンペーンのあおりで富裕層客からのカ ジノ収入が落ち込んでいた。

ネバダ・ゲーミング・コントロール・ボード(NGCB)が26日公 表したデータによると、先月のラスベガスのカジノの総収入は5.6%減 の5億2000万ドル。全体の減少に占める割合が最大だったゲームはバカ ラだった。

このデータは6月からマカオで始まった中国富裕層客の支出減少が 米国にも波及したことを示唆していると、CBREのアナリスト、ブレ ント・ピロッシュ氏は分析した。中国政府のぜいたく禁止の取り組みや 本土の景気低迷の影響で、シンガポールなど他の市場でもバカラ収入が 減少している。バカラはマカオのカジノで最も人気のあるゲームだ。

ラスベガスのバカラ収入は3カ月連続の減少となった。バカラはカ ジノ運営会社のMGMリゾーツ・インターナショナル、ラスベガス・サ ンズ、シーザーズ・エンターテインメントにとって大きな収入源となっ ている。ネバダ大学ラスベガス校のゲーム研究センターのデータによる と、ストリップ地区のバカラ収入は昨年に16億ドルと、04年から3倍に 増加している。

原題:Chinese VIPs Flee Vegas Tables Amid Anti-Corruption Drive (1)(抜粋)

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