ドイツのメルケル首相はウクライナ のポロシェンコ大統領が打ち出した北大西洋条約機構(NATO)加盟 をめぐる住民投票計画に対し、警戒感を示している。ロシアとの緊張を 高めるに過ぎないと考えているという。

独政府当局者によれば、首相にとってウクライナのNATO加盟は 検討課題になっておらず、NATOへの参加はウクライナ国民が決める ことでなく、加盟国が判断するため、住民投票でウクライナがNATO 参加に近付くわけではない。別の当局者も匿名を条件に、NATO加盟 の試みは失敗に終わるだけだと指摘した。

メルケル首相はウクライナ危機の解決に向けてロシアのプーチン大 統領の姿勢を軟化させられない状況だが、ウクライナのNATO加盟の 是非という点では足並みがそろいそうだ。

同首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)幹部のミヒャエル・グ ロッセ・ブレーマー議員も25日、ベルリン市内でインタビューに応じ、 「ウクライナのNATO加盟は現時点で議題になっていない」と述べ た。

原題:Merkel Said to Reject Ukraine’s NATO Bid Over Russian Tensions(抜粋)

--取材協力:Nicholas Brautlecht.

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