27日の欧州株式相場は2カ月ぶり高 値を更新。ドイツの失業率が過去最低となったことを好感し、DAX指 数は2013年5月以降で最長の11営業日続伸。一方、石油輸出国機構 (OPEC)が生産目標の維持を決定し、石油・ガス関連指数は8週ぶ り大幅安となった。

ストックス600指数は前日比0.4%高の347.49で終了。DAX指数 は0.6%上昇。独連邦雇用庁(FLO)が発表した11月の雇用統計によ ると、失業者が予想以上に減少し失業率は6.6%と、修正された前月と 同じ過去最低に並んだ。同国では今月に入り、企業景況感と投資家信頼 感も改善している。この日発表のユーロ圏の11月景況感指数は予想外の 上昇となった。

フランクフルト・トラスト・インベストメントのファンドマネジャ ー、ライムント・ザクシンガー氏は電話インタビューで、独雇用統計に ついて「プラスの兆しだ」と指摘。Ifo経済研究所の企業景況感指数 の改善に続く「失業率低下は、経済が好転し景気が想定より良くなって いることをあらためて確認させるものかもしれない」と話した。

ストックス欧州600指数を構成する19の業種別指数では、石油・ガ ス指数が最も下げ、4%安と10月2日以降で最悪のパフォーマンスとな った。OPECはウィーンでの総会で減産を見送り、生産目標を現行の 日量3000万バレルで維持することを決めた。英BGグループは6%、仏 トタルは4.1%、ノルウェーのスタトイルは4.4%それぞれ下げた。

ストックス600指数は10月に付けた年初来安値から12%上昇。その 間に欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が国債購入の可能性に言及し たほか、中国人民銀行(中銀)が利下げした。

この日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場。

原題:European Stocks Rise as DAX Jumps for 11th Day; Oil Shares Fall(抜粋)

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