イランのザンギャネ石油相は原油市 場に関する同国の立場について、サウジアラビアに近いと述べた。サウ ジは数時間前、原油安対応で減産を支持しない可能性を示唆していた。

同相は26日にウィーンでサウジのヌアイミ石油鉱物資源相との会談 後、「減産に関しては話し合わなかったが、市場の状況を議論した。わ れわれの立場は互いに近い」と語った。ヌアイミ石油相はこれに先立 ち、原油市場は「自ら安定する」と発言。その後、湾岸諸国が生産量で コンセンサスに達しており、石油輸出国機構(OPEC)は「統一的な 立場」を取ると述べた。合意内容についての詳述はなかった。

サウジなどOPEC加盟国が供給過剰の是正で必要な措置を講じな いとの観測を背景に原油市場は今年弱気相場入りし、2010年以来の安値 付近で推移している。ブルームバーグ・インテリジェンスの調査による と、OPECが27日にウィーンで開く総会で生産枠を据え置くと予想し たのは回答者の58%に上った。

トラディション・エナジーのシニアアナリスト、ジーン・マクギリ アン氏は電話インタビューで、「ヌアイミ石油相の発言を受けて4年ぶ りの安値を試した」と指摘。「市場で27日にロールオーバー取引が行わ れれば、4年ぶりの安値を割り込み、一段安となろう」と予想した。

原題:Iran Says Close to Saudi Oil-Market View Before OPEC Meeting (3)(抜粋)

--取材協力:Rupert Rowling、Jake Rudnitsky、Anthony DiPaola、Wael Mahdi、Maher Chmaytelli、Nayla Razzouk、Lananh Nguyen、Golnar Motevalli.

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