26日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。鉄鉱石価格が2009年以来の安値に下落したこと からヴァーレが売られた。

鉄鉱石生産最大手のヴァーレは4%安。鉄鋼メーカーのナシオナル 製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)も7.9%下落 した。製紙会社フィブリア・セルロージは3.6%値下がり。通貨レアル の上昇で海外売上高の見通しが厳しくなった。一方、サトウキビ加工の コザンSAインダストリア・エ・コメルシオは4.2%上昇。26日付のブ ラジル紙フォリャ・ジ・サンパウロは、同国政府がガソリンとディーゼ ルにかかる税金の再導入を検討していると、情報源を明示せずに報じ た。

ボベスパ指数は前日比0.8%安の55098.47で終了。ルセフ大統領が 新しい経済チームの選任に向けた準備を進めているとの観測から、一時 は1%高となる場面もあった。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時32 分(日本時間27日午前4時32分)現在、1.1%高の1ドル=2.5015レア ル。

証券会社SLWコレトラの主任ストラテジスト、ペドロ・ガルジ氏 は電話取材に対し、「鉄鉱石価格が続落しており、ヴァーレにとって容 易な状況ではない」と指摘。「新しい経済チームについての臆測も不安 定さに拍車を掛けている」と述べた。

原題:Ibovespa Declines as Iron-Ore Slump on Global Supply Sinks Vale(抜粋)

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