為替レート操作をめぐる調査でスイ ス当局が標的としているUBSの現・元行員11人の中に、共同チーフ為 替ディーラーのニアル・オリョーダン氏が含まれている。事情に詳しい 関係者が述べた。

関係者2人が匿名を条件に述べたところによると、スイスの金融市 場監督機構(FINMA)はオリョーダン氏に加え、元外為・貴金属世 界共同責任者のクリス・フォーゲルゲザング氏、貴金属トレーダーのア ンドレ・フロトロン氏にも処分の可能性を伝える文書を送った。調査は 進行中で、いずれの個人についても不正が判明しているわけではないと いう。

FINMAは12日に、UBSの現・元従業員11人を対象とした措置 を開始したと明らかにした。同日には米英当局とともに為替操作問題で UBSに計8億ドル(約940億円)相当の制裁金を科した。個人に対す る処分としては5年間の業界追放や名前の公表、利得の返還命令などを 当局が検討していると関係者が述べた。

オリョーダン氏は昨年停職となった。フロトロン氏は今年の早い時 期に休職したと関係者が当時述べていた。フォーゲルゲザング氏につい ては2013年11月19日のメモで、行内の他の職務に転じるとUBSが明ら かにしていた。

原題:Senior UBS FX, Metals Traders Among 11 Said to Face Swiss Probe(抜粋)

--取材協力:Jeffrey Vögeli.

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