石油輸出国機構(OPEC)総会 を27日に控え、サウジアラビアは原油価格が安定化するとの見方を示し た。これに対し、アラブ首長国連邦(UAE)はOPECが市場の均衡 化に向け行動するとの見解を明らかにした。アンゴラは12加盟国が合意 に達すると見込んでいる。

サウジのヌアイミ石油鉱物資源相は26日にウィーンで記者団に対 し、「市場は自ら安定するだろう」と発言。供給過剰の状態にあるとも 述べた。ロシアとベネズエラ、メキシコとの前日の協議では減産合意に 達することができなかった。

原油相場が6月の高値から32%下落してきたことを受け、OPEC 加盟国の石油担当相らは総会で生産目標について協議する。サウジなど のOPEC加盟国が供給抑制に必要な措置を講じないとの観測も、相場 下落の一因となっている。

一方、UAEのアルマズルーウィー・エネルギー相はウィーンでイ ンタビューに応じ、「市場安定に向けた正しい決断が下されると確信し ている」と言明。「OPECは一定の価格を目指していない」と付け加 えた。

供給過剰状態にある石油市場を管理するにはOPEC以外の産油国 の協力も欠かせないと、イランのザンギャネ石油相は指摘。ただ、イラ ンは減産する計画はないと付け加えた。

アンゴラのデバスコンセロス石油相は記者団に対し、供給過剰でパ ニックに陥る必要はないと述べ、OPECが合意に至ることを見込んで いると付け加えた。

原題:Saudis Say Oil to Stabilize; U.A.E. Sees Rebalancing by OPEC (2)(抜粋)

--取材協力:Wael Mahdi.

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