空売り投資家、鶏肉に注目-上昇終了見込み生産会社株を売却

空売り投資家が新たな投資先を見つ けた。それは鶏肉だ。

鶏肉の先物市場はないため、投資家らは株式市場に目を向け、米鶏 肉生産会社2社の株式を過去最多の株数借り入れ、価格下落を見込んで 空売りしている。米2位の鶏肉生産会社ピルグリムズ・プライドの発行 済み株式総数の空売り比率は9月30日以降、6倍余りに増加。サンダー ソン・ファームズはほぼ2倍となっている。

この投資の成否は、生産会社の利ざやの拡大につながっている鶏肉 価格の8カ月にわたる上昇が終わるかどうかに主にかかっている。牛肉 の値上がりに伴い、代替となる割安なタンパク質源である鶏肉の需要が 拡大したことなどから、鶏肉1羽の価格は過去最高値に達している。米 農務省によれば、穀物価格の下落により鶏肉生産会社のコストが低下し ているため、鶏肉生産は来年、過去最高に増加すると予想されている。

スタイナー・コンサルティング・グループの畜産業アナリスト、ア ルティン・カロ氏は24日の電話インタビューで、「価格下落の主な問題 は供給の増加によるものだ」と指摘。「供給がどれほど大量に、どの程 度急速に増加するかについては推測だ。生産が予想を上回るペースで増 加し始めることは過去に数多くあった」と述べた。

原題:Shorting Chickens Becomes Hot Trade in Stock Market: Commodities(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE