H・ホーガンと戦う子供のようだった-黒人射殺の警官証言

米ミズーリ州ファーガソンで丸腰の 黒人青年マイケル・ブラウンさんを射殺した白人警察官のダレン・ウィ ルソン氏は大陪審で、自分の命が危ないという恐怖心を抱いたと証言し た。殴りかかったブラウンさんのパンチをかわしていた間と、しばらく 後を追いかけた後にブラウンさんが再び突進してきた時の2度にわたっ て恐怖を覚え、それが銃撃につながった。

ウィルソン氏はミズーリ州大陪審で、身長6フィート4インチ (約193センチメートル)、体重約210ポンド(約95キロ)にもかかわら ず、ブラウンさんが警察車両の窓越しに向かってきた時、元プロレスラ ーのハルク・ホーガンを制しようとする5歳児になったように感じたと 証言した。

ウィルソン氏は自らの銃を取ろうと体重289ポンドのブラウンさん と格闘した後、ブラウンさん(当時18)に2発発射。ブラウンさんが逃 げると後を追いかけたが、ブラウンさんが振り向いて再び突進してきた ため、さらに数発発射したという。

大陪審は24日、3カ月にわたる審理の後、ウィルソン氏を不起訴と した。これを受けて同日夜、ファーガソンや全米各地で暴動や抗議活動 が起きた。

ウィルソン氏は8月9日に起きた射殺事件について9月16日に大陪 審で証言。銃弾を何発発射したかは分からないと述べた。

ウィルソン警察官(28)は8月20日から11月24日まで大陪審で行わ れた25回の審理で証言した人の1人。ブラウンさんが両手を挙げ、降伏 の態度を示していたとの目撃証言もある。

原題:Ferguson Cop Said He Felt Like Child Fending Off Hulk Hogan (1)(抜粋)

--取材協力:Elizabeth Campbell、Toluse Olorunnipa.

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