本田内閣府参与:日銀審議委員に2人目の女性起用の可能性

安倍晋三首相の政策ブレーン、本田 悦朗内閣府参与は首相が来年、日銀審議委員の退任に伴い、新たに女性 を起用する可能性があることを示唆した。

本田参与は20日に首相官邸で行われたブルームバーグ・ニュースと のインタビューで「女性審議委員の数を増やすのはいいこと」と述べ た。同時に、日銀にはアベノミクスを成功させるリフレ政策の重要性を 明確に理解する人が必要だとの認識を示した。

現在、総裁、副総裁を含め9人からなる日銀審議委員の女性は白井 さゆり氏だけで、女性委員を増やすことは安倍政権が掲げる女性の人材 活用促進に沿った形となる。

本田氏は10月末の追加金融緩和が5対4で決まったことについて、 「今後、黒田総裁が追加緩和したくてもできない状況に陥る可能性があ る。新しい審議委員を任命することは日本経済にとって極めて重要だ」 と述べた。

日銀審議委員では、来年、宮尾龍蔵氏が3月25日、森本宜久氏が6 月30日に任期を終える。10月末の追加緩和では宮尾氏が賛成票を投じた 一方、森本氏は反対に回った。

国会の承認

本田氏は具体的な候補名は挙げず、安倍首相と国会が決めると述べ た。同氏は安倍首相が昨年、日銀総裁に黒田氏を起用し2副総裁を任命 した際に役割を果たした。

白井氏は女性審議委員としては、篠塚英子氏、須田美矢子氏に次い で3人目。追加金融緩和決定の際には、黒田総裁、宮尾委員らととも賛 成に回った。白井氏は日銀の対外的なコミュニケーションの改善を求め るとともに、2%の物価目標が安定するまでは緩和を継続すべきだとの 見解を持っている。

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