鉄鉱石価格、5年ぶりに70ドルを割り込む-供給過剰拡大で

鉄鉱石価格が5年ぶりに1ドライト ン当たり70ドルを割り込んだ。世界最大の消費国である中国の需要が鈍 化する中で、大手鉱山会社による低コストの供給が増加し世界的な過剰 が拡大していることが要因。

メタル・ブレティンのデータによると、青島に荷揚げされる鉄鉱石 (鉄分62%)の価格は25日、前日比1.2%安の1ドライトン当たり69.58 ドルと、2009年6月以来の安値を付けた。今月に入って約13%下げてお り、月間ベースでは5月以降で最大の下落率となる可能性が高い。

英・オーストラリア系リオ・ティント・グループや豪英系BHPビ リトン、ブラジルのヴァーレの大手3社の生産が増え、供給過剰に拍車 を掛けたことから、鉄鉱石価格は年初来で48%下落している。

サンフォード ・C・バーンスティーン(ロンドン)のアナリス ト、ポール・ガイト氏は今週のインタビューで「需要が低迷している状 況でBHPやリオなどの大手が大量に供給しており、最大の問題は供給 サイドにある」と指摘。「私は65ドルが底値だと感じている」と述べ た。

原題:Iron Ore Drops Below $70 for First Time Since ’09 as Glut Widens(抜粋)

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