中国:500兆円超の株式市場が人質に-IPO応募が相場に影響

新規株式公開(IPO)に応募する 資金を投資家が一斉に確保しようとしており、中国の4兆3000億ドル (約507兆円)規模の株式市場が合わせてわずか13億ドルを集めたい企 業の人質となっている。

中国本土市場で次に控えるIPO11件への応募を証券各社が今週受 け付ることから、株価の短期的な変動に備え投資家は身構えている。当 局がIPOを認めたこれまでの6回の期間では、上海総合指数は平均 で、募集期間中に下げ、終了後の5営業日に上昇している。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は「極めて決まりき ったパターンだ。IPOを挟んで市場での流動性変動が見られる」と述 べた。

上海の申銀万国証券によれば、IPOに対する本土投資家の応募は 今週、1兆6000億元(約31兆円)相当に達する可能性がある。これは募 集の195倍に上る。IPOに充てる資金を持ち続けたい投資家は既存上 場株の購入を控えるため、上海総合指数の上昇が抑えられていると華西 証券は指摘している。

原題:Why $4 Trillion of Chinese Stocks Are Hostage to a Few IPOs (3) (抜粋)

--取材協力:Helen Sun.

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