JPX日経400の流動性拡大、先物刺激-個別は4割増の試算も

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JPX日経インデックス400先物の 取引が25日から始まり、原指数のJPX日経400や同構成銘柄の流動性 が向上、新たな資金を招き入れた指数も高値圏で推移している。

大阪取引所に25日に上場したJPX日経400先物は、初日の売買高 が各限月合計で7万1514枚、売買代金は約920億だった。JPX日経400 は、25日の売買高が過去3カ月平均に比べ20%増えた。

指数の構成銘柄ベースでも流動性は上向いている。SMBC日興証 券の伊藤桂一チーフクオンツアナリストの試算では、JPX日経400構 成銘柄の25日の出来高は過去20営業日平均を39%(単純平均)上回っ た。一方、東証1部の非JPX日経400構成銘柄は19%減少。伊藤氏 は、「先物上場が構成銘柄の出来高に一定の影響を与えた」とみる。

日本取引所グループ(JPX)の斉藤惇グループ最高経営責任者 (CEO)は25日の定例会見で、JPX日経400先物について「7万枚 以上の取引が成立し、順調な滑り出し。リスクヘッジのツールとして、 活用頂ければ」と述べた。

大阪取引所の10月24日時点の試算では、先物市場規模(想定元本ベ ース)は日経平均が6兆9447億円、TOPIXが6兆1572億円。先物と 現物市場規模の比率からJPX日経400先物の場合を想定すると、市場 規模は3755億円、先物建玉は33万2046単位になる。

JPX日経400の25日終値は前日比0.6%高の12849.27と、ことしの 取引開始以来の最高値を更新。26日は0.3%安の12811.79で始ま り、0.4%安まであったが、一時プラスに浮上するなど底堅い動き。

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