最高裁:2013年参院選は「違憲状態」-選挙無効には当たらず

「1票の格差」が最大4.77倍となっ た昨年の参議院選挙は憲法違反にあたるかどうか争われた訴訟で、最高 裁判所は26日、「違憲状態」との判断を示した。選挙無効の訴えは退け た。

原告側弁護士の一人、升永英俊氏は公判後、判決の内容について 「選挙区割りは憲法に反する状態と明確に言った。しかし、まだ選挙区 割りを国会によって改正するための法律を作る猶予期間が残っているの で、今回の選挙区割りで行われた選挙は無効にはしない」と記者団に説 明。その上で、「通常の人間では理解できない理屈」と批判した。

共同通信によると、今回の裁判では、昨年7月の参院選が違憲だと して2つの弁護士グループが選挙無効を求めていた。裁判官15人中4人 は「違憲」との意見を表明した。

裁判で争われた昨年の参院選で当選した民主党の大塚耕平参院議員 は26日のインタビューで、4.77倍の格差は「大きすぎる」と指摘。地方 票の方が重みを持つことが、「地方の経済対策として、引き続き古典的 な公共事業を求めるという体質を引きずる原因の一つとなっている」と の見方を示した。

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