英国:7-9月GDP改定値、前期比0.7%増-個人消費が追い風

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英国の7-9月(第3四半期)は7 四半期連続のプラス成長となった。輸出と設備投資は減ったものの、個 人消費が約4年ぶりの大きな伸びとなったことが寄与した。

英政府統計局(ONS)が26日発表した第3四半期の国内総生産( GDP)改定値は前期比0.7%増と、速報値と一致。個人消費は0.8%増 と、2010年4-6月(第2四半期)以降で最大となった。企業の設備投 資は約1年ぶりに落ち込んで0.7%減、輸出は0.4%減少した。

ONSによれば、7-9月GDPは前年同期比3%増で、これも速 報値から変わらず。4-6月GDPは前期比0.9%増だった。

ユーロ圏経済が低迷する中、GDP統計は英経済が内需に依存して いる状況を裏付けた。イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁 は25日、外的リスクの「高まり」が英国への脅威になっていると指摘。 同中銀は政策金利を来年半ばまで過去最低に維持するとエコノミストら は予想している。

証券会社デービー(本社ダブリン)のエコノミスト、コナル・マッ ク・コラ氏は「英輸出セクターには失望させられた。ユーロ圏の需要の 弱さとポンド高の双方から打撃を受けた」とし、「英雇用市場の急速な 改善にもかかわらず、賃金上昇は今になってようやく実現というところ だ」と語った。

原題:Households Drive U.K. Economy as Exports, Investment Decline (2)(抜粋)

--取材協力:Harumi Ichikura.

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