ロシアの新条約をNATOと米国非難-アブハジア「併合」か

ロシアがグルジアのアブハジア自治 共和国と新たな条約を結び、北大西洋条約機構(NATO)と米国が非 難している。グルジアもロシアによる「事実上の併合」だとして激しく 反発した。

NATOのストルテンベルグ事務総長はロシアのプーチン大統領が アブハジアのハジムバ大統領と署名した同盟・戦略提携条約について、 「グルジアの主権と領土を侵害し、国際法の原則を明らかに否定するも のだ」との声明を24日遅くに出した。米国務省のラトケ報道官も同日、 米国はロシアとアブハジアの「いかなる『条約』」も認めないと電子メ ールで述べた。

国際社会の大半はアブハジアと南オセチアをグルジアの一部として 認識しているが、ロシアは2008年の同国軍とグルジア軍の衝突後の独立 宣言を承認している。この承認の取り消しを含め、08年の停戦合意に従 うよう米国はロシアに求めると、ラトケ米国務省報道官は付け加えた。

また、グルジアのガリバシビリ首相は24日遅くの声明で、ロシアと アブハジアがソチで署名した合意は「地域と欧州全体の安全保障に重大 な脅威をもたらす」とし、ベルチャシビリ外相は同日に首都トビリシで グルジア領土の「事実上の併合だ」と非難した。

原題:NATO and U.S. Condemn Russian Treaty With Rebel Georgian Region(抜粋)

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