アジア・太平洋株式サマリー:上海指数3年ぶり高値、印株は反落

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株は上昇。上海総合指数が約3年ぶりの高値となった。当局が 景気支援に向けて追加利下げや国有企業改革を加速するとの観測が材料 視されている。

百視通新媒体(600637 CH)と上海東方明珠(600832 CH)が2日連 続で大幅上昇。両社の合併計画が引き続き支援材料となった。国有企業 の上海錦江国際実業(600650 CH)も値幅制限いっぱいまで買われた。

保利房地産集団(600048 CH)など不動産開発銘柄の値上がりも目 立つ。上海汽車集団(600104 CH)は2.8%高。借り入れコストの低下で 個人消費が押し上げられるとの見通しが背景。

上海総合指数は前日比1.4%高の2567.60で終了。CSI300指数 も1.4%高。香港上場の中国本土株で構成されるハンセン中国企業株 (H株)指数は0.6%安。24日は3.8%高と1年ぶりの大きな上げとなっ ていた。ハンセン指数は0.2%安。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は中国人民銀行(中央銀 行)の「利下げにより投資家は相場の見通しに一段と楽観的になってい る」と指摘。「相場は一段高となる可能性が高い。上海の百視通新媒体 と東方明珠が合併したら、国有企業改革が恐らく同市以外で加速するだ ろう」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は4営業日ぶりに下げ、指標のS&Pセンセックス 指数は1カ月ぶりの大幅安となった。企業業績見通しに照らし、過去最 高値を前日更新した相場上昇は行き過ぎとの懸念が強まった。

たばこメーカーのITCはここ5カ月で最もきつい下げとなった。 たばこを購入できる最低年齢の引き上げなどを盛り込んだ勧告を保健当 局が受け入れたことが嫌気された。ICICI銀行は前日付けた上場来 高値から反落。タタ・スチールはここ5営業日で4回目の値下がり。

センセックス指数は前日比0.6%安の28338.05で終了。構成銘柄の 株価収益率(PER、予想収益ベース)は15.8倍。これに対し、過去3 年の平均は13.8倍。同指数の相対力指数(RSI、14日間ベース)は前 日に75.3まで上昇。70を上回ると売りシグナルと見なされる。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比27.02ポイント(0.5%)安 の5334.79。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比1.67ポイント(0.1%)高の1980.21。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比6.09ポイント(0.1%)安の9116.24。

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