【個別銘柄】中国関連や太陽光強い、日通堅調、ソニー上げる

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

中国関連銘柄:コマツ(6301)が前営業日比3.6%高の2800円、ダ イキン工業(6367)が5.1%高の7546円、スタンレー電気(6923) が7.2%高の2569円など。中国人民銀行は21日、2012年7月以来の利下 げに踏み切った。人民銀によると新金利は22日から適用され、1年物預 金金利は従来比0.25ポイント引き下げ、2.75%になる。中国景気を刺激 し、同国で事業展開する日系企業にも好影響が及ぶとみられた。

再生エネルギー関連銘柄:大手電力5社は停止している再生可能エ ネルギーの買い取り手続きを再開する方針、と23日付の日本経済新聞朝 刊が報道。太陽光発電設備からの送電を中断する制度の拡大など、供給 制限の仕組みを入れることを条件にするとし、九州電力がまず年内にも 再開方針を表明するという。工事進捗(しんちょく)と業況改善につな がるとみられた。サニックス(4651)が100円(20%)高の604円でスト ップ高、九電工(1959)が11%高の1365円など。

日本通運(9062):3.1%高の569円。発行済み株式総数の3.9%に 当たる4000万株、金額で150億円を上限に自社株買いを行うと21日に発 表。期間は25日から15年5月29日、当面の需給好転が見込まれた。

ソニー(6758):6.1%高の2582.5円。ジェフリーズ証券は24日、 目標株価を2730円から3520円に上げた。中国スマートフォン事業の縮小 や経営陣の刷新など、最近の取り組みで経営力への評価が高まったと指 摘した。投資判断は「買い」を継続。JPモルガン証券も21日付で、判 断を「中立」から「オーバーウエート」、目標株価を1500円から3200円 に上げた。また、ソニーはきょう午前に投資家向けの説明会を開催し、 今後3年間にイメージセンサーなどデバイス事業の大幅な販売増を見込 んでいることなどを明らかにした。

ホシザキ電機(6465):5.8%高の5980円。BNPパリバ証券は21 日、新規に投資判断を「買い」、目標株価を6520円とした。これまでの 海外での買収について、高収益企業が対象でリスクが小さいと分析。米 国での商業用冷蔵装置の潜在性も大きく、国内売上高は病院など新規顧 客や大型ホテルからの受注などによる拡大を見込む。

JVCケンウッド(6632):8.3%高の261円。16年3月期末までに 純有利子負債をゼロにする方針、と22日付の日本経済新聞朝刊が報道。 実質無借金は08年の経営統合後で初めてといい、財務体質の好転を見込 む買いが優勢となった。

サックスバーホールディングス(9990):4%安の1696円。筆頭株 主のエムケー興産が保有する普通株式300万株、上限45万株を上限にし たオーバーアロットメントによる自社株の売り出しを行うと21日に発 表。当面の株式需給の悪化を懸念する売りに押された。

第一中央汽船(9132):3.9%高の54円。撒積貨物船1隻を子会社 のスター・バルク・キャリア社に約59億2200万円で譲渡、さらに同子会 社が海外の第三者法人に約51億7200万円で売却すると21日に発表。売船 益と余剰資金の確保のほか、船隊規模縮小による市況変動リスクを回避 するため。譲渡時期は15年1-2月の予定で、経営効率化につながると みられた。

菱洋エレクトロ(8068):1.3%高の1107円。2-10月期の連結経 常利益は16億円強と、前年同期比2割程度増えた公算が大きいと22日付 の日本経済新聞朝刊が報道。主力の半導体の販売が産業機械向け中心に 好調だった、という。

一正蒲鉾(2904):150円(16%)高の1114円でストップ高。28日 付で東証2部から1部に上場市場が変更になる、と21日に発表。ま た、15年6月期末の配当計画を1株12円から13円に増やすとし、今後の TOPIX算入に伴う新規資金流入を期待、株主還元を評価する買いが 膨らんだ。

ウインテスト(6721):10%高の380円。12月1日付で上場市場が 東証マザーズから2部に変更になる、と21日に発表。知名度と信頼性向 上を見込む買いが入った。同社は半導体・液晶向け検査装置を展開。

JALCOホールディングス(6625):12%安の100円。証券取引 等監視委員会は21日、同社の有価証券報告書等の虚偽記載について検査 した結果、売買取引の実体を伴わない割賦販売契約の締結で売り上げを 過大計上するなど法令違反の事実が認められたとし、内閣総理大臣と金 融庁長官に対し課徴金1億5150万円の納付命令を発出するよう勧告し た、と発表。信頼性低下を不安視する売りが膨らんだ。

オンコリスバイオファーマ(4588):150円(18%)高の983円でス トップ高。開発を進める新規エピジェネティックがん治療薬 「OBP-801」の第1相臨床試験を開始するため、米食品医薬品局 (FDA)に対しIND(治験薬)申請を提出、受理されたと25日朝に 発表。ほかの治療法に抵抗性を示す進行性の固形がん患者に対し同薬を 点滴静脈注射で投与、安全性と予備的有効性などの評価を目的とする。 実用化に向けた前進と受け止められた。

ファステップス(2338):17%高の666円。15年2月期の連結営業 利益計画を7000万円から1億1000万円に上方修正する、と21日に発表。 既存クライアントからのスポットCMの受注が拡大したため。前期は1 億6500万円の赤字。同社は携帯電話ネット技術のシステム構築のほか、 子会社で広告代理業も行う。

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