HP:8-10月売上高は予想下回る-クラウド移行加速が影響

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会社分割を予定している米コンピュ ーターメーカー、ヒューレット・パッカード(HP)の8-10月(第4 四半期)決算では、売上高がアナリストの予想を下回った。活気を欠く パソコン(PC)市場に加え、クラウドコンピューティングへの移行が 加速したことが影響した。

25日の発表資料によると、第4四半期の売上高は2.5%減の284億ド ル(約3兆3500億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均 は288億ドルだった。一部項目を除いた利益は1株当たり1.06ドルで、 予想と一致した。

今回の決算はHPの部門ごとの課題を鮮明にし、メグ・ホイットマ ン最高経営責任者(CEO)が10月に発表したPC・プリンター事業と 法人向けハードウエア・サービス事業の2分割計画の妥当性を裏付ける 結果だった。PC部門は法人需要の改善や低価格ノート型パソコンの成 功が追い風となり、クラウドサービスへの移行で苦戦する法人部門が成 長を抑制した。

シノバス・セキュリティーズのファンドマネジャー、ダニエル・モ ーガン氏は決算について「ややまちまちな内容だ。PCは予想を少し上 回った。エンタープライズ・グループとサービスは、予想にもよるが期 待されていたほど好調でなかった」と指摘した。

HPの株価は決算発表後の時間外取引で一時4.3%下落。通常取引 終値は前日比0.4%高の37.63ドル。

第4四半期純利益は13億3000万ドル(1株当たり70セント)と、前 年同期の14億1000万ドル(同73セント)から減少した。

HPによると、2014年11月-15年1月(第1四半期)1株利益は一 部項目を除いたベースで89-93セントとなる見通し。ブルームバーグが 集計したアナリスト予想平均は93セントだった。15年度通期1株利益 は3.83-4.03ドルを見込む。アナリスト予想平均は3.95ドル。

原題:HP’s Fourth-Quarter Sales Miss Estimates Ahead of Split (1)(抜粋)

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