ヘッジファンド原油買い越し減少-OPECの行動に不透明感

ヘッジファンドによる原油相場上昇 を見込む買い越しが減少した。石油輸出国機構(OPEC)が価格下落 を食い止めるために行動する姿勢を示していないことが背景。原油相場 は4年ぶりの安値まで下げた。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会 社によるWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)原油の 買越残高は18日終了週に4.1%減った。買いポジションは1年半ぶりの 低水準に減少。先物の未決済残高は約2年ぶりの低水準に落ち込んだ。

原油価格が6月以降、約30%下落したことを受け、OPECは今 月27日にウィーンで総会を開き生産量について決定する予定。ブルーム バーグが先週、アナリスト20人を対象に実施した調査では、減産か据え 置きかについて見通しは二分された。

エナジー・アナリティクス・グループのディレクター、トム・フィ ンロン氏(フロリダ州在勤)は21日の電話インタビューで、「不透明感 が広がっている局面ではトレーダーは弱気姿勢を取る傾向がある」と指 摘。「OPECは生産過剰だ。OPEC総会の結果について見通しが不 透明である上、一般的に供給が力強い状況であるためトレーダーはポジ ションを減らしてる」と述べた。

原題:OPEC Division Spurs Hedge Funds to Trim Bullish Oil Bets: Energy(抜粋)

--取材協力:Mark Shenk、Grant Smith、Jonathan N. Crawford.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE