イラン核問題、7月までの協議延長で合意-見解の溝埋まらず

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イラン核問題をめぐり協議を進めて いる同国と主要国の代表者らは24日、協議を7月まで延長することで合 意した。ウィーンでの協議では見解の溝を埋められなかった。

協議が非公開だとして匿名を条件に語った出席者2人によれば、各 国は政治的枠組みをめぐる合意の期限を3月1日とし、技術的詳細につ いての協議は7月1日まで継続できる。協議の当事者らは数日前から、 イランと主要国との間で意見に大きな隔たりがあることから、協議の延 長が必要となる可能性を警告していた。

ケリー米国務長官をはじめ、中国とフランス、ドイツ、ロシア、英 国の代表者にイランのザリフ外相およびアシュトン前欧州連合(EU) 外交安全保障上級代表を交えたウィーンでの協議が終了した。

協議の延長は昨年7月に続いて2度目。延長について主要国もイラ ンも交渉決裂よりは好ましいとしているが、実務面および政治面の両方 で問題が表面化する可能性がある。

ワシントンにあるシンクタンク、民主主義防衛財団のディレクター であるマーク・ドゥボウィッツ氏は「米議会はイランが時間稼ぎのため に外交を利用すると何度も警告しており、今回協議が再び延長となった ことで、議会はそうした警告が現実になりつつあると捉えている」と述 べた。

原題:Iran, World Powers Extend Nuclear Talks as Major Gaps Remain (1)(抜粋)

--取材協力:Nicholas Wadhams、Indira A.R. Lakshmanan.

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