バイエルは糖尿病機器事業の売却検討、最高20億ユーロ-関係者

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ドイツの医薬・化学複合企業バイエ ルは急成長している医薬品に事業を集中する中で、糖尿病治療機器部門 の売却を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

プロセスが非公表であることを理由に関係者3人が明らかにしたと ころによると、同社はクレディ・スイス・グループと売却の可能性を協 議している。プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社のシ ンベンやEQTパートナーズ、トリトン・アドバイザーズが買収を検討 する可能性があり、売却額は10億-20億ユーロ(約1470億-2940億円) となる公算があるという。

バイエルのマライン・デッカーズ最高経営責任者(CEO)は収益 の大きい生命科学事業に一層の重点を置く一方で周辺事業を売却してい る。同社は糖尿病治療機器部門の売却に加え、プラスチック事業の上場 も計画。今年5月には米同業メルクの市販薬事業を142億ドル(現在の レートで約1兆6800億円)で買収することで合意した。

バイエルとクレディ・スイス、シンベン、EQT、トリトンの広報 担当はそれぞれコメントを控えた。

バイエルの年次報告によれば、糖尿病治療機器部門の2013年の売上 高は7億ユーロ強。同社ヘルスケア部門責任者だったイエルク・ライン ハルト氏は昨年1月、同部門を売却する計画はないとしていたが、事業 戦略を転換することとなる。

原題:Bayer Said to Mull Diabetes Unit Sale for Up to $2.5 Billion (1)(抜粋)

--取材協力:Albertina Torsoli、Sonja Elmquist.

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