日本航空:スカイマークから提携要請-旅客・貨物の共同運航検討

国内2位の日本航空は、欧州エアバ スA330の導入コストで赤字が拡大するスカイマークから業務提携の 要請を受けた。提携交渉入りの表面化を受けてスカイマク株はストップ 高(値幅制限いっぱいの上昇)まで急上昇している。

スカイマクが一部の便を日航との共同運航にして販売面でも協力す る交渉に入ったとの日経報道について日航広報担当の中村健太郎氏は 「業務提携の要請を受けたのは事実」と述べた。まずは旅客・貨物でコ ードシェア(共同運航)を検討する予定としている。スカイマーク広報 担当の長野友理氏は事実関係を確認中とコメントした。

競争激化で旅客数や単価が計画を下回っているスカイマクは、A3 30のコストや想定以上の円安・燃料費増が加わり、今期単独最終損益 が137億円の赤字に拡大する(前期は18億5000万円の赤字)。エアバス A380の契約で巨額の違約金を払う懸念が浮上した7月29日から株価 は急落、8月には153円まで値下がりしていた。

この日のスカイマク株は提携報道を受けて急騰、ストップ高となる 前日比50円(26%)高の245円まで上げて取引を終えた。7月末に大幅 安になって以降の高値になる。日航株の終値は35円(1.1%)高の3320 円。

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