元クレディ・スイスのチャン氏、円売りポジションを整理へ

クレディ・スイス・グループの元自 己勘定部門トレーダーで現在は自身のヘッジファンドを運用しているチ ャーリー・チャン氏は、円売りポジションの整理を目指している。

円は今週、対ドルで7年ぶりの安値を付け1ドル=119円をうかが う展開となったが、チャン氏は売りポジションを取るトレーダーが利益 確定を目指すため125円に向かって円安が進む可能性は低いとの見方を 示した。チャン氏の「スプレンディッド・アジア・マクロ・ファンド」 は今年、アジアの通貨や債券、株式への投資が奏功し、20%近いリター ンを記録している。

21日の外為市場では、麻生太郎財務相が円の下落テンポは速過ぎる と発言したのを受けて円は反発している。米商品先物取引委員会 (CFTC)のデータによると、ヘッジファンドなど大口投機家の円の 売り越し枚数は11日終了週に8万2563枚。9月30日には1月以来最大 の12万878枚に増加していた。

チャン氏は21日の電話インタビューで、「120円を突破するかもし れないが、その水準は長続きはしない」と予想。「誰もが非常に簡単な トレードだと思えば、この先は利益確定の動きが出てくるだろう」と付 け加えた。

円は日本時間午後1時35分現在、0.4%高の117円69銭。20日に は2007年8月以来の安値の118円98銭を付けた。10月17日以降では9% 余り下落。

原題:Ex-Credit Suisse Trader’s Hedge Fund Sees Yen Shorts as Crowded(抜粋)

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