OPECの減産は限定的に、サウジが販売量優先で-BOA

石油輸出国機構 (OPEC)は来 週の総会で50万バレルの減産にとどめる可能性がある。サウジアラビア が価格下落に歯止めをかけるより販売量を優先する姿勢を示しているた めだ。バンク・オブ・アメリカ(BOA)が指摘した。

BOAの20日のリポートによると、サウジアラビアは同国の市場シ ェアを守りたい考えで、OPECがウィーンで27日開催する総会で協議 の焦点が移る可能性がある。OPEC加盟国で最大の産油国であるサウ ジは北米のシェールオイル生産への投資を阻むため、原油価格が下がり 相場の変動性が高くなることを望むと考えられるという。

BOAの商品調査担当責任者、フランシスコ・ブランチ氏(ニュー ヨーク在勤)は「サウジは当面、生産量の拡大と原油相場の下落を図ろ うとするだろう」とした上で、「高水準で安定した原油相場は米国との 過当競争を促し、最終的にOPECに不利に働いた可能性がある」と分 析している。

原題:BofA Sees Limited OPEC Cut as Saudis Choose Sales Over Price (1)(抜粋)

--取材協力:Anatoly Kurmanaev.

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