ホンダ:米国事故報告で法的義務完全に果たさず-エアバッグ

ホンダは米国でタカタ製エアバッグ に関連した死傷事故を当局へ報告する際、法的義務を完全に果たしてい なかったことを明らかにした。エアバッグの不具合により、作動時に金 属片が飛び出してくる恐れがあると指摘されている。

「振り返ってみて、われわれは緊急に対応したと思う」とホンダ北 米法人エグゼクティブ・バイス・プレジデントのリック・ショステック 氏は20日の上院公聴会で証言した。リコール関連法規の報告義務を果た したかについては「果たしていなかった」と述べた。

ホンダがリコール関連法規に基づく早期通報の取り組みに違反して いれば、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)から最高で3500万ド ル(約41億円)の罰金処分を受ける可能性がある。

ホンダは米国関連法規では文書での死傷事故の申し立てを当局に報 告するよう求められていると説明、口頭での案件報告を含めていなかっ たと公表している。9月以降は口頭の案件も報告するようにしたとい う。

ホンダのショステック氏は、当局報告の対応について社内調査の結 果を24日に提出することを明らかにした。

タカタ製エアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合では、内 圧が異常上昇して容器が破損して飛び散る恐れがあると指摘されてい る。ホンダはこの問題により搭載車両で3件の死亡事故があったと認め ている。このほか、搭載車両でその関連性が疑われる2件の死亡事故に ついて、ホンダは調査している。

--取材協力:Jeff Green.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE