ゴールドマン幹部と米議員:アルミ事業の影響めぐり論戦

米ゴールドマン・サックス・グルー プの幹部らは、同行のアルミニウム事業が価格に不適切な影響を及ぼし ており、同行のトレーダーらが市場を動かす可能性のあるデータに不当 にアクセスしているとの批判を受け、議員らと論戦を繰り広げた。

20日開かれた公聴会での米金融機関による商品保有に関する議論の 中で、ゴールドマンの世界商品自己資金投資部門の責任者、ジャック・ ガビロン氏は、アルミ在庫の引き出しの待機期間が長期に及び、企業や 消費者が支払う価格に直接的な影響を及ぼしたとする上院議員らの指摘 に反論。同行の従業員のうちアルミ部門の情報を得ているのはほんの一 握りにすぎず、報告は財務業績関連のものに限定されていると述べた。

ガビロン氏は待機期間と価格の間には「結局、相関関係はないと言 える」と説明した。

米上院常設調査小委員会は19日、400ページに及ぶ報告書を発表 し、銀行は商品関連事業を通じて市場に対して過度の影響力を持ち、ト レーディングにおいて優位に立っていると指摘。これによって産業が壊 滅的な状況に陥り、金融システムが脅かされる可能性があるとしてい る。

同小委員会のカール・レビン委員長は、ゴールドマンの取引を「メ リーゴーラウンドのような取引」と呼び、アルミ保管料およびアルミ関 連金融商品の価格に影響を及ぼすためにアルミを倉庫から倉庫へと移動 する以外の目的はほとんどないとの見方を示した。

原題:Goldman Spars With Lawmakers Over Aluminum Unit Conflicts (1)(抜粋)

--取材協力:Jesse Hamilton、Michael J. Moore.

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