インド株(終了):総じて下落、ルピー安で利下げ観測が後退

20日のインド株式相場は総じて下 落。通貨ルピーの値下がりを受け、インド準備銀行(中央銀行)が利下 げ実施を差し控えるとの懸念が広がった。

インド最大の発電機メーカー、バーラト重電機が続落。産銅会社セ サ・スターライトが大きく下げたほか、タタ・スチールも続落。一方、 国内最大の銀行、インドステイト銀行は4年ぶり高値を付けた。インフ ォシスが上場来高値を付けるなどソフトウエア輸出株も値上がりした。

ムンバイ市場ではS&P・BSE100指数の構成銘柄の騰落比率は 4対6。前日比では0.2%高で終了。指標のS&Pセンセックス指数 は0.1%高の28067.56で引けた。インド中銀が12月2日の政策決定会合 で利下げに踏み切るとの見方から、同指数は先週まで4週続伸してい た。

ルピーが9カ月ぶり安値を付けたため、輸入物価が上昇するとの懸 念が強まった。インドは石油の8割を輸入に頼っている。

原題:Most Indian Stocks Retreat as Rupee’s Drop Damps Rate-Cut Hopes(抜粋)