TモバイルUSに新たな買収案も-ドイツテレコムCEO会見

米携帯電話4位のTモバイルUSは 依然として買収標的として価値が高く、新たな買収案が提示される可能 性があると親会社のドイツテレコムは見ている。ソフトバンクが保有す る米スプリントに続いて、フランスのイリアッドが今年、Tモバイル買 収を試みたが実現しなかった。

ドイツテレコムのティモテウス・ヘットゲス最高経営責任者 (CEO)はバルセロナでインタビューに応じ、TモバイルUS買収を 狙う可能性のある企業にコムキャストやアメリカ・モビル、ディッシ ュ・ネットワークを挙げた。現在のところ、ドイツテレコムはこれら企 業と交渉していないという。

ソフトバンクの孫正義社長も米国での足場固めを再開するだろう と、ヘットゲス氏は述べた。

ヘットゲス氏はTモバイルをスプリントに売却する可能性を模索し た先の交渉を振り返り、業界3位と4位を統合することでベライゾン・ ワイヤレスとAT&Tに挑戦する考えだったとした上で、規制当局の承 認は得られないだろうと思っていたと述べた。

同氏は「孫氏と一緒にまとめたのは、英国で実現したのと同じよう 米国でもナンバーワンの地位を築き上げようという構想だった」と発 言。「インフラの効率的な活用、周波数の使用向上、そして網羅する市 場が拡大する点で双方に大きな利点が生まれると考えていた。規制とい う面でそれは可能ではなかった」と語った。

原題:T-Mobile US Could Attract Suitors Again, Deutsche Telekom Says(抜粋)

--取材協力:Scott Moritz.

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