「イスラム国」イラク・クルド自治区の中心都市を攻撃

イスラム教スンニ派の過激派組織「 イスラム国」の攻撃はイラク・クルド自治区の中心都市エルビルに及 び、自爆テロにより少なくとも4人が死亡した。

これまで犯行声明は出されておらず、暴力行為が続くとの懸念が強 まっている。イラク・クルド自治政府の治安部隊「ペシュメルガ」はイ スラム国との戦いで最前線に立ち、最近ではシリアのクルド人の町コバ ニにも赴いた。こうした状況下でもエルビルはこれまで紛争が及ぼす著 しい影響を免れていた。

通信社ルダウが当局者を引用して19日報じたところによれば、検問 所で調べを受けるために停車を命じられたテロ犯は自ら運転する車を爆 破した。29人が負傷し、車両10台が破損したという。

トルコ経済政策調査財団(TEPAV)のアナリスト、ニハト・ア リ・オズカン氏は19日、電話インタビューに対し、ペシュメルガの戦線 は伸び切っており、「イラク北部の治安状況は不安定で、さらに悪化す る公算が大きい」と指摘。「キルクーク県を含めた同地域でイスラム国 が攻撃を仕掛ける見通しだ」と付け加えた。

原題:Iraq Violence Spills Into Kurdish Capital With Car Bomb (1)(抜粋)

--取材協力:Selcan Hacaoglu、Nayla Razzouk.

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