アジア・太平洋株式サマリー:上海指数が続落-インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が5営業日続落で引けた。中小 型株は上昇したものの、上海と香港の証券取引所による株式注文の相互 取り次ぎに対する投資家の関心が薄れているとの懸念が重しとなった。

上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)は4.7%下げ、6営 業日ぶりに反落。香港証取を運営する香港取引所(388 HK)は3.4%安 と、3日続落となった。

中国最大の上場映画会社、華誼兄弟伝媒(300027 CH)は値幅制限 いっぱいの10%高。アリババ・グループ・ホールディングの馬雲(ジャ ック・マ)会長らへの割当増資を計画していることを明らかにした。

上海総合指数は前日比0.2%安の2450.99で終了。証取接続を通じた 海外投資家による本土株の買いは19日、1日当たり取引上限(130億元 =約2500億円)に対し約26億元にとどまった。本土の投資家による香港 株の買いは1日当たり取引枠の97%が余った。CSI300指数は0.2% 安。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.4%安、 ハンセン指数が0.7%安で終了した。

正徳人寿保険の呉侃ファンドマネジャーは電話取材に対して、「証 取接続の話は既に完全に消化され、相場に織り込まれている。最善の戦 略は様子見だ」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落し、指標のS&Pセンセックス指数は5週間 ぶりの大幅安となった。企業の業績見通しに照らすと、最高値更新に至 った最近の相場上昇は行き過ぎとの懸念が強まった。

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・ モーターズは約3週間ぶりの大幅下落。バーラト重電機は3日ぶりに下 落。スチール・オーソリティー・オブ・インディアが2週間ぶり大幅安 となったほか、タタ・スチールは指数構成銘柄の中で最もきつい値下が りを演じた。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比0.5%安の28032.20で終 了。この日は日中取引の最高値を更新する場面もあった。同指数は今月 に入り、それまでの最高値を何度も更新。インフレ鈍化でインド準備銀 行(中央銀行)に利下げ余地が生まれるとの楽観が背景だが、指数の相 対力指数(RSI、14日間ベース)は過去11営業日のうち10日にわた り、売りシグナルと見なされる70を上回っていた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比30.85ポイント(0.6%)安 の5368.84。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.14ポイント安の1966.87。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比104.17ポイント(1.2%)高の8963.24。

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