韓国サムスン重工、エンジニアリングとの合併計画を撤回

韓国サムスングループは、造船部門 のサムスン重工業とエンジニアリング部門のサムスン・エンジニアリン グの合併計画を撤回した。両社は今回の2兆5000億ウォン(約2650億 円)規模の合併によって欧州の同業との競争を有利に進めることを目指 していた。発表を受け、両社の株価は下落した。

両社の19日の発表によれば、一部の投資家が両社に対して保有株の 買い取りを求めたことを受けて、合併を取りやめたとしている。韓国の 規制では、株式買い取り請求が当該企業の財務負担を増やす恐れがある 水準まで達した場合、企業は合併を撤回することができる。

規制当局に同日提出された資料によると、合併に反対していた株主 からサムスン重工への株式買い取り請求は9235億ウォンに達していた。 一方、サムスン・エンジニアリングには7063億ウォン相当の買い取り請 求があった。両社は9月1日、買い取り請求がそれぞれ9500億ウォ ン、4100億ウォンを超えた場合、合併を取りやめる可能性があると指摘 していた。

19日のソウル市場で、サムスン重工の株価は一時、前日比8.6%安 の2万2900ウォンと取引時間中としては約3年ぶりの下げ幅を記録。午 前11時38分(日本時間同)現在、2万3550ウォンで取引されている。一 方、サムスン・エンジニアリングの株価は一時、8.1%安の5万4300ウ ォンまで下落した。

原題:Samsung’s Shipbuilding, Engineering Units Call Off Merger (2)(抜粋)

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