スイス中銀はフラン上限維持の見通し-ECB追加緩和観測で

スイス国立銀行(中央銀行)は欧州 中央銀行(ECB)による非伝統的な措置の影響を回避するため、同国 通貨スイス・フランのユーロに対する上限を2017年まで維持する可能性 が高いとエコノミストは考えている。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト18人を対象に行った月次 調査では半数余りが、スイス中銀は少なくとも17年まで1ユーロ=1.2 フランの上限を維持すると予測。15年の上限解除を予想したのはわずか 3人だった。調査は今月7-14日に実施された。

ECBがインフレ率の押上げに向けて追加措置を講じるとの観測か らスイス・フランは今週、対ユーロで2年2カ月ぶりの高値に上昇。 ECBのドラギ総裁は、必要ならば追加措置を講じる用意があることを 表明しており、今週もECBが取り得る行動の1つとして国債購入を明 示した。スイス中銀は3年前にフランが対ユーロでパリティー(等価) に迫ったことからユーロ上限を設定した。

チューリヒ州立銀行の調査担当シニアアナリスト、ビルギット・ハ イム氏は「ECBは17年まで低金利を維持すると見込んでおり、スイス 中銀も上限の継続を余儀なくされるだろう」と述べた。

原題:SNB Seen Delaying Cap Exit as Draghi Raises Specter of Bond Buys(抜粋)

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