鉄鉱石が約5年ぶり安値-中国の住宅価格下落で供給過剰懸念

中国の住宅価格が下落する中、鉄鉱 石が約5年ぶりの安値まで下落した。同国の景気減速で供給過剰が悪化 するとの懸念が強まっている。中国は世界最大の鉄鉱石輸入国。

メタル・ブレティンの18日のデータによると、青島に荷揚げされる 鉄鉱石(鉄分62%)の価格は4.4%安の1ドライトン当たり71.80ドル と、2009年6月以来の安値を付けた。今年に入って47%下げており、年 間ベースの下落率は09年以降のデータ上、最大となる可能性がある。18 日は5月以来の大幅下落だった。

コメルツ銀行のアナリスト、ダニエル・ブリーゼマン氏は価格デー タ発表前に「中国の住宅価格下落を背景に不動産セクターが大幅に冷え 込んでいるとの懸念が再び高まっている」と指摘。「建設セクターの鈍 化は需要後退に反映される可能性が高い。世界の鉄鉱石市場も明らかに 供給過剰となっている」と述べた。

原題:Iron Ore Bear Market Deepens as China Home Prices Add to Concern(抜粋)

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