ウェルズFと米当局、住宅ローン訴訟の和解は望み薄-関係者

住宅ローンをめぐり不適切な行為が あったとして米司法当局が住宅金融大手ウェルズ・ファーゴを訴えた訴 訟をめぐり、双方の弁護士は和解に至ることができるか疑問を抱いてい ると米連邦地裁の判事に伝えた。事情に詳しい関係者が明らかにした。

ニューヨーク市マンハッタンの連邦地検のプリート・バラーラ検事 正は2012年、ウェルズ・ファーゴが実行した不適切な住宅ローンがデフ ォルト(債務不履行)に陥り、連邦保険制度に数億ドルの損害を与えた として同行を提訴。同行は米連邦住宅局(FHA)のプログラムに参加 しながら、10年以上にわたって不正行為を続けたと検察側は主張してい る。

ウェルズ・ファーゴ広報のトム・ゴイダ氏は発表資料で「訴訟の決 着を視野に連邦政府との協議に誠実に取り組んだが、和解にはなお至っ ていない」と説明した。

マンハッタンの連邦地裁に提出された資料によると、被告、原告双 方は和解交渉のため、審理前の証拠交換を4カ月間停止していた。

双方の弁護士は18日の審理で、和解成立が可能とはもはや考えてい ないとジェシー・ファーマン連邦地裁判事に伝えた。関係者が公に発言 する権限がないとして語った。同判事は証拠共有について2カ月間の期 限延長を認めた。

バラーラ検事正のスポークスマン、ジェームズ・マーゴリン氏は訴 訟やウェルズ・ファーゴの発表についてコメントを控えた。

原題:Wells Fargo, U.S. Said No Longer Hopeful About Mortgage Pact (1)(抜粋)

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