【個別銘柄】東京海上高い、タカタやCB発行のテルモは下落

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

東京海上ホールディングス(8766):前日比4.1%高の3857.5 円。2015年3月期の連結純利益見通しを2300億円から前期比47%増 の2700億円に上方修正する、と19日午後に発表。年間配当計画も1株75 円から80円に引き上げた。また、発行済み株式総数の2.6%に相当、金 額で500億円を上限に自社株買いも行う。期間は26日から15年3月24日 まで。

タカタ(7312):7.4%安の1099円。米運輸省道路交通安全局 (NHTSA)は18日、タカタが製造したエアバッグを運転席側に搭載 した車両を全米規模でリコール(無料の回収・修理)することを指示し た。現時点のリコールは高湿度地域に限定されているが、NHTSAは タカタと自動車メーカーが全米規模のリコールに早急に応じない場合、 法的強制力の行使も辞さないとしている。

テルモ(4543):4.8%安の2687円。海外市場で総額1000億円の転 換社債型新株予約権付社債(CB)2本を発行する、と18日に発表。1 株価値の希薄化を懸念する売りに押された。調達資金は増産やコストダ ウン投資、社債の償還金などに充当方針。

マツダ(7261):3%高の2880.5円。JPモルガン証券は18日付で 目標株価を2800円から3000円に上げた。台数当たりの収益改善と販売網 拡充の両立を狙う中期的戦略を評価。国内外でスカイアクティブ採用モ デルの投入が始まり、モデルサイクルは16年3月期にかけても良好とし た。同証による今期の連結営業利益予想を2240億円から2300億円(会社 計画2100億円)、来期を2520億円から2586億円に増額。

川崎重工業(7012):2.8%高の484円。中国で造船投資を再開す る、と19日の日本経済新聞朝刊が報道。約300億円を投じて中国の合弁 会社に造船設備を設け、17年10月に稼働させるという。川崎重が造船で 大型投資をするのは7年ぶりとしている。

OKI(6703):6.1%高の243円。ゴールドマン・サックス証券 は18日付で、目標株価を260円から280円に上げた。中国のATM需要が 予想より強いことなどを反映、同証の業績予想を上方修正した。

日揮(1963):2.7%安の2657円。SMBC日興証券は18日付で投 資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を3700円か ら2900円に下げた。長期的評価は高いが、大型案件の受注時期が後ずれ すると予想。同証による15年3月期の連結営業利益予想を616億円か ら608億円、来期を792億円から689億円に引き下げた。

田辺三菱製薬(4508):3%安の1791円。シティグループ証券は18 日付で投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。多発性硬化症治 療薬「ジレニア」の19年特許切れに伴い、利益が縮小すると分析。株価 は過大評価されているとし、今後半年にわたって20年3月期以降の大幅 な利益減少が織り込まれると予想した。

荏原(6361):2.3%安の518円。SMBC日興証券は18日付で投資 判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を820円から640 円に下げた。原油価格の急落など外部環境の変化により増益率の鈍化を 予想、15年3月期の連結営業利益予想を360億円から345億円、来期 を414億円から360億円に減額した。

日本マイクロニクス(6871):13%安の5110円。15年9月期の連結 営業利益は前期比32%減の22億円を見込む、と18日に発表。市場予想 の32億円を下回る。フラットパネルディスプレイ(FPD)市場では、 大型液晶パネルの生産が中国へシフトする動きが進むなど厳しい事業環 境が継続する、とみている。

アートスパークホールディングス(3663):10%高の626円。グル ープ会社のエイチアイ(東京都目黒区)の組み込み機器向けUI(ユー ザー・インターフェース)開発環境「UIコンダクター」がマツダ (7261)に採用された、と18日に発表。今後の収益貢献が見込まれた。

OCHIホールディングス(3166):13%高の975円。25日付で東 証2部から1部へ上場市場が変更になる、と18日に発表。今後の TOPIX算入、投資家層の拡大を見込む買いが膨らんだ。

JAC Recruitment(2124):4.6%高の1699円。12月 末の株主対象に1株を2株に分割する、と18日に発表。最低投資金額の 低下による投資家層の広がりを期待する買いが入った。

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